勝間和代『目立つ力 インターネットで人生を変える方法』勝間式ブログ術で承認欲求をなだめたい。

勝間和代『目立つ力 インターネットで人生を変える方法』勝間式ブログ術で承認欲求をなだめたい。


「目立つ力」なんて!

ストレングスファインダーの自我が騒ぐじゃないか。

と手に取った勝間式ブログ術(私の造語だけど)の本。

2009年に出版された本だけど、10年経っても基本は変わらないと思った。

概要

インターネットを使って自己表現をすると、どんな可能性が待っているのか。

特に本書でおすすめしているのは、ブログを書くこと。

ブログのコンセプト作りから、面白いブログを書くための20のルール。

どうやってブログを広めるか、いかに継続するか。

流行りのブロガー本だけでなく、あえて時間をおいて、勝間式ブログ術に触れてみては。

感想

(1)自己承認欲求はブログで昇華できる。

これまでは芸能人、文化人など選ばれた人しか発信できなかったけど!

これからは個人で発信できる時代だよ!

つまり

ブログはすべての人が実はほぼ等しく、しかも強烈に持っている、「自己承認欲求」を満たす役割を担ってくれるのです。

これが一番刺さった。

「目立つ力」なんてタイトルに惹かれたくらいだから。

ストレングスファインダーでは自我が4位だから。

そのうえ、目立ちたがりの獅子座だ。


ブログをやめないのも、原動力は自己承認欲求なんだよな。

(2)目立って何をしたいの?


「目立つ」は手段であって目的ではない。

ブログで目立ってどうしたいの?

同好の志と繋がれば満足なのか、本業に活かすのか。

広告収入で儲けたいのか、書籍化か。

出口戦略をちゃんと考えろ、という内容で。

ぜんぜん出口戦略を考えていなかったな~と気づけた。

儲けついでで、あぁやっぱりねと思ったのは「誰がブログ普及で儲かるか?」という問いに対して

「よほどビジネスを選ばないと、もうけの大半はグーグルが持っていく構造になっている

というフレーズ。

だよね。やっぱりね。

利益の方程式」を思い出したよ。

勝間和代『勝間式「利益の方程式」─商売は粉もの屋に学べ!』インターネットの貧乏神に取りつかれないために

(3)文章力がなくたって

個人的に自信につながったのが、文章力はたいして重要ではないということ。

コンテンツが面白ければ稚拙な文章でも読まれると。


ブログを書いて気づいたことのひとつ。

それは、私が文章力と勘違いしていた自分の能力は、実は発想力だったんだ!

つまり文章力があるわけじゃないと。


さらに共感したのは、勝間さんがご自身の文章を「読点が多い」と仰っていること。

わかりみ。

読点が多いのは思考しすぎてつい、文章が長くなっちゃうんだと思う。

私の文章も一文一文が長い

そのうえ、読点も多い。判決文か、みたいな読点の多さ

(4)継続するコツとタイトル自動化。

継続のコツとして、ブログに書ける時間を決めるということ。

大事だな。やらないこともはっきりさせないとな。

タイトルが思い浮かばなければ、自動でタイトルを作るツールに頼るとかね。

この本を読むまで、ブログのタイトルを自動で作ってくれるサービスなんて知らなかった…!

個人的には「コピーメカ」が面白い。

3.まとめ

「共感」「つながる」という言葉より、「目立つ」を打ち出した内容が私にはあっていた。

(共感もつながりも重要視している、けど。)


もっと「共感」「人とつながる」寄りの人は、ゆうこすの本のほうが合うかも。

ゆうこす『SNSで夢をかなえる ニートだった私の人生を変えた発信力の育て方』

試行錯誤する。