早坂信哉『医師が教える最高の入浴法』~自宅でも、ととのえたい~

自律神経を整えるために、サウナや温泉に行くのが好き。
とはいえ、このコロナ感染拡大の中、温浴施設は躊躇してしまう。
自律神経を整える手段がひとつ奪われる。つらい。
しかし、奪われたものは奪い返したい(?)
自律神経を整えるべく、自宅のお風呂タイムを向上させる機会じゃ!。
と、入浴剤選びと併せて、入浴法の本を読んだのがこちら。
自律神経とサウナ・温泉について
と、本題に入る前に、ざっくり自律神経とサウナがどう関係するの?という話。
自律神経とは、
・「交感神経」(別名「闘争神経」)…スイッチオン。緊張状態。
・「副交感神経」…リラックス、体の修復
と、2つの神経が、無意識に体を調整するはたらきを持つそうな。
このバランスが崩れると、心身ともに不調を起こすという。
私は交感神経ばかりが働いているため、ひどい不眠や肩こり、胃痛に頻繁に苦しんでいる。
これが、サウナor温泉で体を温めて、水風呂で冷やして、と繰り返すと、
自律神経が刺激されて、バランスが良くなるのだ。
概要
「長寿大国日本」の秘密はお風呂にあった?
入浴には、7つの健康作用がある。
そのうちシャワーで満たせるのは「清浄作用」のみ。
さらに、風邪や胃痛、加齢臭対策など、不調別に効果的な入浴方法も紹介。
美肌を作るコツも必見。
もちろん、自宅のお風呂だけでなく、銭湯や温泉の入浴法も紹介。
シャワーで済ませがちな夏場や、一人暮らしの人こそ読みたい本。
感想
お風呂のお湯は42度未満
お風呂の温度はぬるめに設定することで、体を芯から温められると。
副交感神経を整えるには40度が適正の温度らしい…。
ガーン。
刺激を求める性格ゆえに、お湯の設定は43度だわ。
熱めのお風呂で、ガンガン汗をかくのが良いと、冷え性対策にもなると勘違いしていた。
しかし、熱いお風呂(具体的には42度以上)は、かえって体に悪いと。
人の体は急な体温上昇があると、汗をたくさんかいて急速に体温を下げようとはたらくからです。
結果として、体温は急速に下がっていくので、冷えの症状は改善しません。
逆効果だったのか、お風呂の温度設定。
また、お風呂の温度が、42度以上になることで、
ヒートショックのリスクも高まる。
さらに、肌も乾燥しやすくなる。
熱いお風呂のデメリットがこんなにあるとは知らなかった。
単純に入ればいいってものでもないのね。危ない。
温冷浴は、「冷」水じゃなくても大丈夫
自律神経を整えるため、自宅でも、シャワーを使い、お湯と冷水の交互浴を行っている。
ただ、無理に冷たい水を浴びることはないと。
40度のお湯を浴びたあと、30度のぬるい水を浴びるだけでも、温冷浴の効果はあるのか。
これは、スーパー銭湯の水風呂が苦手な人でも、気軽に取り入れられそう。
サウナと水風呂(10度)と往復するのが醍醐味なのに!
と、イキがらなくても、自宅で無理せず、温冷浴を行える。
サボタージュしている副交感神経を呼び戻すんだ…。
自宅水風呂も憧れるけど、うちの小粒なバスルームには、難易度が高そう。
参考までに。
ヨッピ―「【サウナ】自宅用水風呂 買ってみたら意外とイケた!【交互浴】」
入浴剤の選び方もパラダイムシフト
あれ、とにかく汗をかこうと、お風呂の温度設定を高めにしたうえで、
さらに発汗作用のある入浴剤をぶち込んでいた。
私に必要なのは、サボタージュしている副交感神経をたたき起こすことなのに。
入浴剤の選択基準も発汗作用から、リラックス効果重視にシフトしようかな・・
やっぱりアロマなど、香りの良いものがいいな。
お肌がつるつるになる美肌系もいいなと。
一応、入浴剤は何を使ったらいいの?と説明もある。
入浴剤を選ぶひとつの目安としては医薬部外品と浴用化粧品を選ぶことです。この2つは安全性と有効性について国の医薬品医療機器法等による規制を受けていますので、安心して使うことができます。
だそうな。
サウナやスパにかけるお金を、入浴剤に回して、色々試そう。
おうちタイムを楽しもうと。
私が気に入っている入浴剤も紹介…と思ったが、長くなるから、別記事にて。
気が向いたらな。
一つ挙げるとしたら、最近ハマっている入浴剤は、ヤングビーナスのにごり湯だな。
のんびり本を読みながら、なんちゃって温泉気分に浸るのも、楽しいよ。
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