ピルと『アラサーちゃん無修正7』と

ピルと『アラサーちゃん無修正7』と

『アラサーちゃん無修正7』=最終巻!

ついに最終巻を読んだよ。
男の人が女の人に抱く幻想がことこどく、壊されていく感じがたまらない。笑

男の人は、自分が好きになった女は、どこかでずっといい女(かつ自分を好きでいてくれる)って思いがちで、
女の人は、醒めると秒で相手がどうでもよくなるのも、非常によくわかる。

まぁ、あんまり「男or女は~」と決めつけるのは、良くないけれど。
この漫画を好む人は、特に、安易にカテゴライズされるのを嫌がると思うし。

フェミに目覚めた、まさかの〇〇ちゃん(このあたりは、読んでからのお楽しみ)と、他の女キャラとの温度差なんか、たまらなかった…!


ピルとアラサーちゃん

人妻は、ピルも自由に飲めないのか。

結構好きなのが、これ。

峰なゆか『アラサーちゃん無修正7』より

『結婚=子ども』だとしたら、ピルも自由に飲めないのか……。
うげっ、
という感想。
(それでも、私だったら、飲むけどw)

昔、友達から生理痛がひどくて、ピルを飲んでいたら、お義母さんに『子どもができなくなるからやめな』と、止められた」……ってコワイ話を聞いたけれど、それを思い出す。

低用量ピルを、避妊薬と訳するから面倒なんだ、避妊薬兼生理痛軽減薬とか名前を変えればいいのに…。

ピルの副作用も、背に腹は代えられない

そして、ピルの副作用もたしかにしんどいけど、生理痛や貧血のほうがもっとしんどい。

日々常用する低用量ピルより、うっかり避妊に失敗しちゃった☆というアフターピル(緊急避妊薬)のほうが、副作用は、きつかろう。
だって、すごくおおざっぱにいえば、無理くり生理を起こすためのホルモンを投入するわけで‥。

ホルモンの変動量は、緊急避妊薬は低用量ピルの比じゃないだろうよ…。
(たまに、女子トークで、アフターピルの気持ち悪さ、が議題にあがるけどwきくだけでおそろしいww)

で、もし授かったら、堕ろすも、産むも、いずれにしても低用量ピルより女性の体に負担がかかるだろうよ。

「葉酸サプリ♪」と言いながら、ちゃっかりピルを飲むアラサーちゃんのしたたかさが、最高だ。
自分の体を守れるのは、自分だから、このくらいしたたかじゃないとねぇ。

いやいや、オラオラくんも悪気はない、「ピルの副作用」だって、むしろアラサーちゃんを気遣った発言なんだけど。

見た目がチャラついているぶん、「子どもがほしい」というギャップが可愛いし、微笑ましい。

イイハナシダナー、で終わらせればいいんだろうけれど、私がPMSと生理痛が重いから、この手のことに敏感になってしまうのかもしれない。

やっぱりピルってあまりいいイメージがないのねぇ。

真面目な本の話

女のからだ――フェミニズム以後 (岩波新書) 荻野 美穂

はい、岩波新書、真面目なやつきたー!どーん!

中絶をめぐる議論の中で、はたして、守ろうとする「権利」は誰のもの?だとか、代理母だとか、非常に興味深かった。
フェミニズム興味がある、というひとでも、「体」に関する自己決定権ってそこまで話さない気がする。

結婚したら自由にピルも飲めないのか‥と引っかかったら、気が向いたらぜひ。

サブカル漫画から、ピルについて語るつもりが、岩波新書を引っ張ってくるあたりが、さすが私だ。